松屋の謎

 昨日、松屋に行ったんです。牛丼屋の松屋
豚丼なくなっちゃいましたね。仕方ないから牛丼をいただきましたが。

そしたら、「麒麟の翼」っていう映画にかこつけた(?)キャンペーンのポスターが貼ってあったんです。

 私は、看板があると読まずにはいられないタイプの人間なので(RPGにクリアにはものすごい時間がかかる)、まあ、食べながらそのポスターを読んでいたんですが、

おかしい。

いや、別におかしくはないんですが、なんかすごく違和感を感じたんです。

違和感というか、意図が読めない。

 誰が何のためにそんなキャンペーンをやろうとしているのかがまったくわからなかった。

①期間は一週間
②食券の半券を2枚はがきに貼って送る
③アンケートの類は一切なし
④賞品は、映画のペアチケット500組と松屋の割引券(合計200万くらいかけてる)
松屋は特に映画の製作にかかわってるわけじゃないっぽい

わからない。

最初は、映画会社の苦し紛れの販促かと思ったんだけど、どうも違うみたい。
てか、映画の前売り券の元締めって儲かりそうだよね。ぴあとか。関係ないけど。

なにしろ期間が一週間しかない。
その中で2回も食べなきゃいけない、って、絶対意図があるよね。

わかんねーわかんねーと頭を抱えながらうちに帰って、


 それで、今日、夜ご飯に松屋にいったんです。…釣られたわけじゃないんだからね!!

そして、券売機の前に立った瞬間、




  謎はすべて解けた!!!!!!!!!!!!




 なんで、一週間なんて短期間に2回も食べさせるのか。

 なんで、わざわざ半券を貼らせるのか。

 なんで、いま、そのキャンペーンをやるのか。


 答えは、「日常的に松屋を使ってもらうためのメニューを作るため」だ!!たぶん!!!!




 なんで今なのか ――豚丼がなくなって、次に何を食べるか知りたいからだ。
 なんで一週間なのか ――2杯目に違うメニューを選ばせるためだ。
 なんで半券なのか ――商品の変化を見るためだ。

 そして、すべての目的は、「4月からの新生活で松屋の固定客を確保するため」だ!!たぶん!!!!



 去年は地震もあったし、内食(?)ブームもあったし、給料上がんないしで、松屋を常食とする人が、想定よりも少なかったんじゃないだろうか。
 あと、豚丼が牛丼を食っちゃっていたのではないだろうか。つまり、私みたいに、牛丼よりも安いから、という理由で豚丼を食べる輩が多かったんじゃないかな。自称「みんなの食卓でありたい」松屋だし、他店としのぎを削るどころか骨身を削るような割引合戦をしても苦しいだけだし。

 そこで考えたのが、主力兵器の牛丼に加えて、さらにそれプラス、飽きずに松屋で食べられる商品の開発だ。低価格で牛丼と食い合ってしまう豚丼ではない、次なるサイドウェポン。松屋はそれの開発のためにこの不思議なキャンペーンをやったのではないだろうか。


来春、松屋にビッグな新商品現る!! かも!!

 全部、大間違いかもしれないけどね!!!!