幻想についてその2

あんまり脈絡はなくその2。

世界は幻想でできているっていったって、別に誰か一人の想像で出来ているわけじゃない。でも間違いなく言えるのは、たとえばそこにビルが建つのは、様々な人の利害と感情のあれこれの結果なんだって。
…って、私が以前から好きな?ブロガー?さんで、fromdusktildornさんという人がいるのだけどその人がかなり昔に書いた記事で言ってた。だいたいそんなニュアンス。
いやまあ何が言いたいのかというと、人が作ったものは、必ず人の意志と願いが込められているんだってことなんだけど。

そういう意味じゃ、人の幻想に侵されていない場所なんて、原生林か海くらいのものかもしれないですね。

ここまでさんざん幻想スゲーとか言ってきたけど、現実は凄くないのかっていうと、すごいですよ。
現実というか、幻想を現実にする、人間ヤバイ。

ちなみに、この話題の結論をここらでバラしておくと、

私は幻想を現実にする人になりたい。
私は幻想を現実にする人でありたい。

Realize your fantasy by your Arts.

略して、Realize-Arts

そんな感じです。

話を戻すと、私は、やっぱり、価値生産ってすごく大事だと思ってるんです。幻想は、すべての現実に先立つものだけど、現実を幻想に隷属させるためには技術が必要なんです。生産が必要なんです。具現化が、必要なんですよね。いやまあ、世の中の多くの幻想が低く見られてるのは、まさにこの過程がないもしくは足りないからだとおもうんですが。

上であげたfromduskさんのブログで、■コミュニケーション能力をウリにする人が醜悪な理由 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060414/1144999515
というエントリがあるのですが、私はこれを強く信奉しているのです。どのくらい信奉しているかというと、ブックマークに登録して、半年に一回くらい見直すくらいです。この人は言うことは極端ですが、たぶんいいひとです。

多分、私が営業とか根回しとかがキライな理由はここら辺です。

誰もが持っていたはずの、夢や願いを、幻想を、妄想を、そして意志を、世間知らずな厨二なガキの寝言だと、知ったような顔で諦めて、頑張って頑張って価値創造している人にすり寄って業界人ヅラをするような行為を、私は嫌悪します。
それこそが、糾弾されるべき幻想の姿であると思うのです。



話がそれましたが、



いわゆるブーメランというやつなのです。



私は、価値生産していますか?

私は、幻想を現実にしていますか?

私は、想いや願いをカタチにしていますか?


少なくとも、今現在は、否、でしょう。
いやまあ、手は動かしてるけど、成果物になってないなら、否、というのが誠実な答えでしょう。


現実は世界最強の敵である。

逃げちゃダメですね。とりあえず第二部完。気が向いたら第三部かきます。